セックスフレンド
それから、マナは日常の何気ない話しをしてくれた。

頷くことしか出来なのが、もどかしい。

そして、あっという間に時間が過ぎていき、


「あっ。面会時間終わっちゃう」


マナが壁時計を見ながら言う。

出来ればずっとこうしていたいのに……。時間は意地悪だ。


「じゃあ、瑞希くん、そろそろ帰るね。また来るから」

マナが立ち上がろうとしたその時。

オレはマナの手に微かに触れ指先を軽く掴む。

「どうしたの? 瑞希くん」

「……」

オレは伝わるかどうか分からないけど、

マナにオレの気持ちを伝えた。

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