365日。





凛人は黙って、静かにその場を立ち去った。


あたしの顔なんて、全く見ずに。




いつもみたいに、意地悪く笑わないで、


「バーカ、冗談だし」なんて言わずに。





その後ろ姿を見つめながら、なぜか苦しくなっていく自分がいた…。





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