好きなんてありえない!!


家に帰ったもののすることが
何もない。


…勉強、って気分じゃないし
眠たくもないから寝れないし…

とりあえず部屋の掃除をして
あとはずっとぼんやりしていた。

ーピンポーン

はっ!

玄関のチャイムが鳴る

気がつくと辺りは真っ暗になっていた
…全然気がつかなかったや。

1階へ行き玄関を開けると
そこには梓がいた。

「あ、ずさ…?」

うつむいていて顔がよく見えない。


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