好きなんてありえない!!


うっすらと目を開けると
目の前には先輩が…。

「ホントにしちゃうよ?」

「…っ」

嫌だってはっきり言えばいいんだ。
そう…言えば……。


「あ、あの先輩……んっ!?」

突然唇が塞がれる。

「は、ちょ、せんぱっ…んっ」

無理……。流されそうっ…!

突然すぎて何も分からない。

「ーっはぁ、はぁ…」

「…俺の事好きって事でいいよね?」

「何言ってるんですか!?先輩がいきなり……」

「ダーメ♪拒まなかっただろ」

「なっ!?」

「今日からお前は俺の彼女って事で!!
よろしくな、由美」



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