名無しのノート
第二の筆者の物語
大岡達が学校についたとき、中里高校は普通に見えた。


…ただ…屋上がおかしい。煙が上がっている。


僕、谷中淳一は、大岡里沙を連れて学校に入った。学校側には、「見学です」と言っておいた。この学校は転校生が多いらしく、確認せず、通してくれた。…この学校セキリュティ大丈夫か?
とにかく、階段で屋上に向かう。
まだでいてくれ。

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わたしは屋上の扉を開けます。

「名無しのノート作者さん、死ぬのはよくないね」
谷中さんは言いました。
その人物は、肩をびくつかせました。
「本当にあなただったんですか?」

わたしは苦しくもその名前を口に出します。















「瑠璃香さん、あなたですね、名無しのノートの第二の作者は!」

その人物…片瀬瑠璃香さんは、こちらを振り向いた時、薄笑いを浮かべていました。
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