眠れぬ森の美女
「いきなりイメチェンしたら恥ずかしいではないか。

徐々にさわやかになるのだ。

それに」

「それに?」

「あの格好がばれなければ、

学校にも潜入して娘の学生姿を見られるではないかあはは!」

「何はなしてるの?」

「いいえー、べつに。

あ、ひめさま、肩に木の葉がついてます。」

「あ、ありがとう。

・・・・・・」

「どうかしましたか?」

「おとうさん」

「なんだい?」
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