わたしの意味
それ以来…

彼女からの連絡は一切なくなった。

数日後、弟はまた目を覚ました。


ぼく、今度はどれくらい寝てた?

今日って何日かな?

彼女のことが気になったんだろう。

おれは弟にあったことをすべて話した。

さっきまで不安そうだった弟の顔が
少しだけ微笑んだように見えた。

弟がつぶやく。

そっか…

さっきまで今まで頭にあったことの、
夢と現実とがうまくわからなかった。

みんな長い夢の出来事のような
そんな錯覚をしてたんだ。

だけど…

彼女との時間は、

ちゃんと現実だったんだね。
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