矢刺さる先に花開く


久しぶりに対面した重盛に経子は顔を赤らめた。


重盛は初めて会ったあの日よりも、逞しく凛々しい男になっていた。


(こ、このようなお方に、本当に私などで宜しいのでしょうか…)


不安にはなるものの、嬉しさだけは隠せなかった。


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