旦那様は御曹司!? 上
「…本当は、優華先輩のあのことがあってからすぐにでも伝えたかったんです。けど、それはあまりにも先輩が辛いだろうって…」
松本君の腕に少し力がこもる。
あたしは松本君の腕を振り払えない…これは、イヤじゃないから…なの?
「だけど、今伝えられて良かったです。優華先輩がこれ以上傷つくのはみたくない…」
さらに強く抱きしめてくる松本君。
こんなに…あたしのこと気にしてくれていたの?