旦那様は御曹司!? 上

「じゃあ…」

和樹さんはそういい残すと足早に部屋を出ていった。

ひとり残されたあたしは、ぽつんと突っ立ったまま色んなことを考えた。


賢のこと、助けたい。

でも、なんでか和樹さんのことが頭から離れない…そして、斗真のことも…


本当にどうすればいいの?
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