恋……シヨ?ー小沢尚人編ー
私と忍先輩はまず他クラスが催してる喫茶店に入ると、軽食をとった。


安っぽいコーヒーに、既製品の焼き菓子。
インスタントのパスタ。

うーん。
そこんとこは、やっぱり料理部としては言いたい事は山ほどあるけど。


来年の学祭は、料理部で本格的なカフェを催しちゃおう!

とりあえず、そう今から心の中で誓ったのだ。











お昼も過ぎてお腹も満たされた頃、何だか外の方で生徒たちがガヤガヤ賑わっているのが聞こえた。



「何かしら。
校庭の方が騒がしいようだけど」



パタパタと廊下を走ってまで外に向かっている生徒もいて、私も気になった。



「何かイベントでもあるんでしょうかね。
忍先輩、行ってみましょうか」



「そうね。
せっかくのお祭りだものね」











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