君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
あたし、考えてもみなかったよ…空斗とお出かけなんて…



あたしなんかのために一生懸命考えてくれている空斗が恋しく感じた。



「あたし、まだ許可もらってないから看護婦さんに聞いとくね。」



「まだだったんだ?俺のワガママにとことん付き合えよ?笑」



「はいはい」



あたし達は二人で笑い合った。



今こんなに幸せで本当にいいのかな…?



最近は



空斗のおかげで、一分一秒が



たまらなく楽しいと感じれるようになったんだ。







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