キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛

「麻紀ちゃん!」


キッチンに飛び込むと麻紀ちゃんたちは手分けして手早く片付けていた。


「あ、澪、残ったケーキ持って帰るね!

柊司さん甘いものダメだし澪もお腹いっぱいでしょ?」


「ケーキは持って帰ってくれてかまわないけど、まだ帰らなくてもいいでしょ?!

ねぇもっとゆっくりしていって!」


「いや~俺たち、いろんな意味で腹一杯で。

今日はとりあえず帰るよ。

響もたいへんだからさ」


「え?!

響くん、やっぱり具合悪いの?」


「いや…。

ちょっと胸焼けしただけ」


「大丈夫?!
お水飲む?」


「大丈夫。

…帰って寝るから」



やっぱり体調悪いんだ、響くん。

そう言えばウチに来たときからなんか様子がおかしかったもの。


無理してたのかな?

少し顔色も悪いみたい。



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