野球少年に恋をした。

届かなかった夢 祐side-




俺は屋上の扉を思い切り閉めた



これで良かったんだ…



ちょっと言い過ぎたかもしんねぇけど…



俺は一度、閉めた扉のほうに目をやった



「陽菜ちゃんの馬鹿…」



そんな子供っぽい言葉を呟いて、部活へと向かった



あの日、何で陽菜ちゃんが来なかったのかわからない


約束したのにな…



何て考えながら部活へ行った


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