野球少年に恋をした。



次の日、部活に行った



もう野球はしない



そう決めたから



部室にある自分のロッカーを開けるとグローブがあった



俺はグローブを手に取った


「何で…誰が…」



明らかに俺のだ



「祐ちゃん…」



「茉里…」



俺が振り向くと茉里が立っている




「このグローブお前が?」


俺は茉里にそう訪ねた



「そうだよ」



…陽菜じゃないんだ



俺は、陽菜が置いたんじゃないかと期待していたんだ…



馬鹿だな俺は…



別れを告げたのは自分なのに…



< 264 / 324 >

この作品をシェア

pagetop