曇りのち友情、時々恋


「「はいっ?!」」



((ガタガタンっっ!!



二人同時に立ち上がる。



「んーとね、”私は昨日素敵な夢を見ました。”を英語でどうぞっ!!」


えっ...。


「「わ・・・わかりません。」」



クラス一同大爆笑。

しらねぇもーん。

てか、またこのパターンですか。

あたし達、クラスで相当話聞いてない人達だな・・・。



「うふふ、やっぱりねぇ~♪ そこの二人怪しいと思った。」


クスクス笑いだす先生。


「「何がですか!!!」」

「えぇ~?? 何がって、決まってるじゃなーい♪」


はい?

おっしゃってる意味が・・・・・


なるみと蛍とその他の仲がいい友だちはにやにやしてる・・・・・


何が??




「あなたたち、どういう関係??」にやっ))


「どういう関係って… 普通にただの席隣の人って感じです。」


上杉が言った。

同感。 

だって、知り合ってまだ一日目だし。


「ホントの事言っちゃいなさいよぉ~ ねっ、ホントはどういう関係なの??」にやにや))


先生のにやにやがヒートアップ。


なるみたちはついに吹き出した。


何なのさ!!  一体!!!

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