曇りのち友情、時々恋
同じって、どこを…?


うーん・・・

よく見えない・・・。

あたし視力、右と左で0.1と0.2だから。
メガネしなきゃ・・・


それに対してなるみの目は両目とも2.0。

蛍も0.7、0.8とか…。

知ってる?
目が良いと老眼になるのが早いんだって~。

ホントかな??


で、そんななるみが・・・

「あれ、来田くんじゃない??」

「あっ!! ほんとだ!!! おーい!!! 颯太~っ!!!」

「へ? 来田くん??」

えっ?!

嫌だっ!!!

絶対に蛍たちにからかわれる!!!

「あっ…。 こんなところで会うなんて…。 き、奇遇だねぇ…」焦))

ほんっと、違うんだね通常来田くんと学代来田くん。

「ンじゃっ!! あたし等先行くわーっ!!」

「えっ?? あっ!! 蛍ちゃん!! 待ってよぉ~っっ!!!」

・・・・・・。

走ってどっか行っちゃった・・・・。

取り残された私たち・・・・。

どうすれば・・・・??


「あ、あのー・・・・」

とりあえず声をかけてみる・・・。

「前岬さん!! か、帰ろっ!!」

「えっ?! あ、うんっ!!」

「い…家… どっち…?」

「あ…っとね、こっち!!」

「な、ならいいや…。 僕も…こっち…だから…。」


・・・・??

どうなってんだ・・・??

この状況!!!

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