星に願いを



(うぇー、気持ち悪い…。)



家に帰ると、トイレに駆け込んだ。


体も疲れていたし、何より悠といて緊張していたせいで、お酒のピッチが速くなってしまった。


気が付くと、相当な量の飲酒で歓迎会と星子の目は幕を閉じていた。






薄れゆく記憶の中で、悠がぽつりと“ほしちゃん”と言ったように聞こえたが、朝になるとすっかりそんなことも忘れてしまっていた。
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