ねぇ、好き。上

初めての恋




「ねっ、千尋聞いてくれる…?」


「なぁに、改まっちゃってぇー?」


千尋、聞いてくれるかな…




「あたし…」



「…うん?」



「…」

言おうか迷う…



「友達やめようとか、そんなんじゃないよね!?そんなの嫌だからね!?
ねぇー…絶対やだよぉー…」


千尋、ほぼ半泣き…






あたしは、あわてて否定した。

すると、パアッと明るくなる千尋…


この子、喜怒哀楽が激しいなぁ…


でも、そういう千尋が好きなんだよなぁー。






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