君が知ってること
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12月23日



「ねぇ、何でよ。…何で。」


白い部屋


白いシーツにかぶさった冷たくなった勝吾は何も喋ってはくれない



当たり前か。




だけど、あたしの呼びかけに笑って応えてくれないかな…


なんて無駄な期待をして




あたしは叫んだりすることなく、静かに何時間も泣いた



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