緋~隠された恋情
「これでもう2ヶ月会えないの更新かあ。

 たまには、合わないとまずいわよね。

 婚約者としてどうなの?

 まあ、いいか。

 授業の資料集めでもしようかな。」


大学時代

最後の半年間同棲していた。


私にとって彼は友人の一人で、

恋人とは言えない片割れ。


でも、

お互いいつの間にか、

なくてはならないものとなっていた。


就職が決まった彼は、

即座に私にプロポーズし、

私は快諾した。


お互いに友情以上の愛情など

存在していないことは承知している。

その上での婚約だ。

周りの人間は私たちは上手くいってると思わせるために

会っているのだから、

優先順位は後回しになってもしょうがないのだろうか。


「撤平の顔忘れちゃいそう。」






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