妄想★Shy Girl★

「もう二度としないでね」
「うん、すまん」

恥ずかしそうにうつむきながら、中川君は教室に入っていった。

「大丈夫か?瀬戸川」
「伊達君…ありがと。大丈夫だよ」
「そうか。

 ………お前は、笑顔が一番いいからな」

え、なんですって?

今何かとてつもなく恥ずかしいことを
言われたような気が………

気のせい?

いやぁ……でも、嬉しいような……
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