溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
フランス支社。


芸術の都・パリの中心街にオフィスを構えていた。

フランス語は話せるけど…

パリの街並みは景観の上で、電線や電柱は全て地下に埋め込まれていて、石作りの建物が多く、レトロな匂いを醸し出していた。


日本で言うなら明治時代に入り、文明開化した頃のような感じ。


俺だけタイプスリップしたみたいで嫌だった。


極度のホームシックにかかり、仕事も手に付かない毎日。


そんな俺を救ったのが一人の女性社員だった。


名前は加西純名。


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