溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
「そんなに残念??」



「当然だ…。これが俺たちのハネムーンになるかもしれないんだからな」



「え~っ!?ハネムーンならもっとヨーロッパとか…アメリカとか…香港って近場過ぎない??」



「まぁ~同じアジアだけど、お前と旅行に行けるなら俺は別に熱海でもいい」



「熱海っ!!?熱海なら日帰りで行けるでしょ??」



「お前はともかく、パスポートを取れっ!!海外はそれからだ・・・」



「はい」


「2泊3日か…新婚なのに…離れるなんて寂しいなぁ~」



荷物の詰め込みを終わった途端、辰真は私を抱き締めて、ベットに押し倒した。



「今夜は朝まで離さないからな・・・」


私はその言葉の意味を理解して頬を染めた。


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