溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
「…俺はお前の親父ではない…今は会長だ…」



「・・・」



「社長…私もそろそろ…引退したいと思っていた」


「えっ!?でも・・・?まだ、副社長は若いですよ!!」


「…四捨五入すれば、60歳だ…会社も世代交代の時代が来ている…皆…社長に期待を寄せている…」



「俺はまだまだ・・・青二才のガキで…」



「受理するが、事態が落ち着くまで…尽力を注いでくれ。副社長」



「はい、それは承知しています…会長…私はこれで失礼します…」


「ああ~」


副社長が先に出て行ってしまった。


親父は副社長の退職届を手にした。



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