溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
「会長…」



「まぁ~身勝手な言葉だな…」



「私も…この手で自分の家族を抱きたいです…」



「純名っ!!?」


ノックもせずに辰真が医務室に駆け込んできた。



「親父から…純名が倒れたって訊いたから・・・」



「まだ、辰真には話していない…」



「会長…!?」


「俺はこれで失礼するよ…」



「ありがとうございます」


私は上体を起こして礼を言った。



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