溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
「さっき…赤ちゃんが動きました…」


私は立ち止って、下腹部に右手を当てた。



「あら?本当に?まだ、純名ちゃん…胎動は感じてなかったわよね」


「はい」


二人も立ち止り、私を温かい優しい瞳で見つめる。



「また、動きました…」


ピクッピクッとお腹の中を擽られているような妙な感覚。


でも、赤ちゃんのメッセージだ・・・


『ここにいるよ。ママ』ってそう言ってる感じがした。


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