溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
俺は純名のいる病室に行った。



「辰真…」


純名は大きなお腹を横たえて、看護師の処置を受けていた。





お腹の回りにはベルトが巻かれて、分娩監視装置に取り付けられていた。



「何だか…大変なコトになってるなぁ」


「…そうね」


「陣痛は起きてないの?」



「うん」


俺は純名の右手を握った。



「…明日には生まれると思うから…」


「今年のクリスマスは最高のクリスマスになりそうだな」






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