溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
片っ端から、工場に確認して不足分の在庫をかき集めた。



「00工場の発注は終えました…」



「こっちもだ・・・」

安堵したけど。

何だか頭が痛い…風邪をぶり返したみたいで身体も熱い。


就任した矢先から、ミスしたなんて親父の耳に入ったら…

心の中でピンと張り詰めていた糸がほどけて…いっきに身体から力が抜けた。



次期社長のプレッシャーから来る緊張感に俺は潰されそうになっていた。







< 37 / 277 >

この作品をシェア

pagetop