溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
「同伴もしたいんだけど…ダメ?」


「あ、それは・・・」


私は藤村さんの同伴の誘いに言葉を濁した。



同伴もキャバ嬢にとっては大切な仕事だけど。


昼間はOLとして働く、私には時間の融通が取れない。


「…イブ…キミを訊ねて…新規のお客様が来てる」



新橋オーナーがみずからやって来て、私に耳打ちをした。


「少しだけ相手してくれないかな?」


「あ、はい」


新橋オーナーは別のキャバ嬢を2名…藤村さんに据えて、私を新規のお客様のテーブルに案内した。


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