オレのエンジェル
Love




――――…



オレはコンビニに着く。


だが…





瑠佳の姿がない…



仕方なく再び瑠佳に電話を掛けることにした。


RuRuRuRu…



ガチャっ―…



「おっそーい!! 何してんのよー!! 馬鹿馬鹿ヒロキー!!」


『瑠佳…』



オレは

心臓がドクンとするのが自分でも分かった。




話し方が、あまりにもシンラに似ていて…


またシンラに「馬鹿ヒロキ」って言われたような気がした。






シンラ…



「ヒロキ!? あたし、コンビニの中に居るわ! 早く来てちょうだい」


『うん…』




オレは外からコンビニの中を覗き込む。



すると、スゴい顔をした瑠佳が居た。




『今から行くよ』



オレは電話を切ってコンビニの中に入る。






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