淡恋~あいつがくれた恋~
そう心の中でよくわかんない決心が固まった。

ふと時計を見てみると後一分でHRが始まる。


右耳のピアスを触って思い直した。



~~~~~大丈夫



心構えは出来た。


大きく深呼吸をして自分の席に着いた。



――キーンコーンカーンコーン♪

チャイムの音と共に教室のドアが開いた音がした。
その音と共に私は目を閉じた。

教壇の前で2つの足音が止まったとき、私は静かに目を開いた。
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