*ロマンチックな恋の行方*



「おっはよー結菜!!」


「あっ花由里、おはよう」


朝から、元気なのは私の幼なじみの真中 花由里<マナカカユリ>ちゃん。


花由里は毒舌系美女でバレー部に入ってて、身長は170センチくらいある。
ちなみに私は161センチ。
二人ともだいぶ背が高いんです。


「クラス分け大丈夫かな?」


不安そうに花由里が聞いてくる。


「大丈夫...じゃない?
一応、今日から高校生だし。」


「いや、そうじゃなくてー」


ちょっと怖い顔で、花由里は私の顔を見てくる。


「えっ?特に心当たりないんだけどなぁ...」


はぁ


花由里がため息をつく。


私、花由里を呆れさせるようなこと言った?


「えっあ、ごめん」


なんか申し訳なくなって、意味もなく謝る。


「絶対ー。心当たりあると思うんだけどなぁ。
颯薫くんのことだよ。そ・う・た・くん」




*
< 2 / 50 >

この作品をシェア

pagetop