*ロマンチックな恋の行方*



私はてっきり反対してくれるもんだと思ってたから驚いた。


「え?冗談でしょ?相手、男だよ?」


「分かってるわよ。だから、行ってきなさいって言ってるのよ」


なんか、逆ギレっぽい…


「でも、私がなんかされたらどうするのよ?」


「それはそれでいいんじゃない?」


笑顔でこんなこと言うから恐ろしい。


「分かったよ...」


私は渋々、鞄に荷物を詰めるのだった。





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