そんなあなたは先生でした…(上)

繁華街に行ってみると、
これまたキラキラで。

俺は目を開けてられない。



歩いていると、


「離して!」

と言っている女性の声が聞こえた。


「陽さん!
あれ、神田組の剛っす!」


剛は女性に手を上げている。

俺はすかさずにその手を持ち上げる。


苦痛に歪めた顔をしている。



女性は顔を上げた。







まさか………






俺の学校の生徒だったりした。











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