そんなあなたは先生でした…(上)


ホテルに戻ると、みんなと合流した。


「二人ともー、どこにいたのぉ~?♥」


麗華さんがニヤニヤしながら聞いてきた。

あたしはさっきのことを思い出してしまい、頭をブンブン振った。


「べつに?」


陽はわざと素っ気なく答えた。


「“べつに?”ですってー♡
何も無いわけないじゃないのよねー♡」


「だよなーww」

奏さんも麗華さんも口角を上げている。


うぅぅっ…///


「そっとしておきましょ」

由紀おばちゃんがマリア様のように言ってくれた。


「「はーい」」


納得してくれたのかはわからないけど、
一応そこでその話は終わった。


由紀おばちゃんありがとう♡





< 208 / 529 >

この作品をシェア

pagetop