そんなあなたは先生でした…(上)

「え、いつからいたんですか!?」

「さぁー?
いつからいたでしょうかねぇ?
お二人はもう愛の接吻はいいのですかぁ?」

麗華さんが笑いながら言う。


え、そんなとこも見て………って、、


バッと陽から離れる。


そういえばこのままだった。


陽は照れながら笑ってるし。


麗華さんに関しては………



恥ずかしい、恥ずかしい///



「礼、おやすみ。
明日は文化祭でしょ、そろそろ寝ないとね……」

「あ、そっか」


あたしは麗華さんと一緒に階段を登ろうとした。


その瞬間、


チュッ


ほっぺにキスを落とされた。


「おやすみ、姫様」

そう囁いてくれた。





< 445 / 529 >

この作品をシェア

pagetop