president command


ぎぃぃぃ


重そうな扉が開いた


白い壁にシックな家具


上品な部屋


「……」

あっけにとられて声が出ない


「いらっしゃい。待ってましたよ」



着物姿の社長夫人は

凛として私たちの目の前にあらわれました。




「こんにちは」


「こんにちは!!」

緊張しすぎなのが声にあらわれてる;;



「新がお世話になっております。」


「いえ、そんな!!お世話になっているのは私のほうです」



「まぁ立ったままなのもあれでしょう、座って話しましょう?」


固まる私を新さんがさりげなくエスコートしてソファーに腰かけさせてくれた




ひゃーー



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