どうして私を選んだの?【完】


「え〜?遥斗〜なんで、わざわざ人気のないところ行くの?あ、もしかして、人がいたらできないことしに行くとか!?」




そう言って、キャハキャハ楽しそうに笑う女。





正直、相手をするのも面倒なタイプだ。




オレは、ダルそうに歩きながらコイツの話を聞き流した。





…てか、名前なんだっけ?





そんなことを考えながらも、オレの足は、どんどん人気のない場所へと向かう。





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