どうして私を選んだの?【完】



「あ、亜衣子ちゃんっ…グスッ…わ、私…」




嗚咽まじりでなんとか話をしようとする私を制し、






「…わかったから、話聞いてあげるからね、とりあえず、屋上行こう?」





にこりと、優しい笑みを浮かべてそう言ってくれた。






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