どうして私を選んだの?【完】

*揺れる心



――…



涼太から告白をされた次の日、




学校へ続く道を私は歩いていた。






あの時の真剣な涼太の顔を思い出すと、簡単に答えを出せない自分がいることに気づいた。







…でも、





涼太の告白を思い出すと同時に、遥斗くんの顔が頭をよぎるのも事実なんだ。




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