どうして私を選んだの?【完】
私は、軽いため息を一つこぼすと、さっきかけ下りたはずの階段を見つめた。
――…
しばらくすると、
「…っ」
屋上のほうから誰が出てくる気配を感じる。
たぶん、さっき…巧に告白してた子だよね…。
そう思って、チラリと上を見上げた私。
…うそ、あれって、学年でもトップ3に入るくらいかわいいって噂の佐竹さんじゃん…。
少し、潤んだ目がまたなんともかわいらしい。
…巧って、こんなかわいい子フッタの?