どうして私を選んだの?【完】
「ふ〜ん?遥斗も劇とかでんだな、珍しい…」
涼太が私が考えていたことをポソリと呟いた。
…確かに、遥斗くんにしては、珍しい…いつもなら絶対いやがりそうなのに…。
そんなことを考え、首をかしげていると、
「あの〜えっと、とりあえず、みんな揃ったみたいなんで始めてもいいですか?」
4組代表の女の子がそう言って、皆を促している姿が目に入った。
「あ、ほら、あの子だよ、桜庭ちゃん、吉田の彼女の冬美ちゃん、吉田にはもったいないくらいいい子なんだよ」