どうして私を選んだの?【完】



「…にしても、あの北川遥斗が涼太の代わりに劇の代役をするなんて…意外だったわね…しかも、王子役…」





亜衣子ちゃんがポソリとそう呟いて顔をふせた。






「うん…私が一番ビックリしてる…」







そんな亜衣子ちゃんの言葉に頷きながら私は、そう言い放つ。






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