隣のマネージャーさん。


「お。」
「「あ。」」
「2人ともおはよう。本当、仲良しだな。」

家を出て道に出ると、叶多に会った。

すごいタイミング良すぎる気が……

「はよ。」
「おっはよう!!仲良しに決まってんだろ?親友なんだから!!なぁ、レジ。」

またいつもみたいにニカッと笑って俺の肩に手を置いた。

「…あぁ、そうだな。」
「はは。それにしても、今日はやけにすっきりと目が覚めてさー。」
「「俺達も。」」
「……ってことは、きっと全員そうだな。」

そう言って笑った叶多は視線を前に向けた。

あ、何か結愛と悠にも会う気がする……

こういう時の予感は、無駄に当たるもので。

「「あ、おはよう!!」」
「「「はよー。」」」

ニコニコ笑う悠と結愛。

「今日も息ピッタリだな!!」
「「双子ですから。」」

また同じ顔で笑った2人に、朝から癒された気がした。

「「あ、そういえば、今日はすっきりと目が覚めたんだ‼︎」」
「やっぱりな…」
「ここにいる全員、同じだよ。」



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