隣のマネージャーさん。


「……ん?」
「あの、まだよろしくって言ってなかったから……明日から、またよろしくね。」

ふわっと笑った結愛を見て、他の女子とは違うなと思った。

不覚にも、可愛いと思ってしまった。


「あぁ……よろしくな、結愛。」
「うん‼︎」

よろしくと言って名前を呼ぶと、凄く嬉しそうに笑った。

「結愛ー、片付け手伝ってー‼︎」
「あ、はーい‼︎じゃあ、今日はお疲れ様。」

そう言うと、結愛はミーコ先輩とミズキ先輩のもとにちょこちょこと走って行った。



「……早くバスケやりてー…」


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