Milky way
「ちょっとトモミちゃんに聞きたい事があるんだけど〜。」

「えっ,なに??」

「あのね〜,トモミちゃんの誕生日っていつ??」

「私の誕生日?

− 7月 7日 −

だよ。」

「7月7日?ってことは七夕に生まれたんだ〜」

「そう!織り姫と彦星が年に一度だけ再会する[七夕]だよぉ!」

「へぇ!神秘的な日だね!」

聞き出したトモミの誕生日はとても覚えやすい日にちだった。まぁ,例え覚えにくい日にちでも絶対忘れるわけにはいかないのだが…。

「ありがと!覚えておくよ!」

「えぇ〜,何かくれるのぉ〜?」

「まぁ,期待しないで待っててよ。」

「ふぅ〜ん。」

トモミの誕生日まであと約二週間。

オレはトモミを喜ばせるために,どう祝おうか考えることにした。



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