俺様ヤンキーくんとのキスから始まる恋
「もういっぺん言ってみやがれ!!」
その声の気迫に私は思わず首を竦めた。
だけど、怯えてる時間なんてない。私は怯えながらも足を動かした。
不良校の昇降口には誰もいなかった。
私は靴を脱いで、中に上がった。
一階の廊下にも、人はいなくて、でもつ人が来るかわからなかったから、私は足早に階段まで向かった。
不良校はK高校と同じ三階建て。屋上までは遠いようなそうでもないような…。
二階の踊り場に着いた。特に誰もいなくて、私は安心した。
このままいけば、どうにかなりそう…。
でも、振った男にキス迫られて助けてくれた男子に初キス奪われるという不運な私が、そう簡単に屋上まで行ける筈もなく。