空に託す想い~叶多*空夏~

3.叶多の過去





*叶多*





俺の初恋は保育園の時だった。





そこで出会ったのは、太陽みたいに皆を暖かく包んでくれる。



そんな女の子だった。



皆、その子が大好きで、その子はいつも囲まれていた。



俺はその輪の中に入って行けなかったんだ……




そんなとき、



「一緒に遊ぼ!」



俺に手を差し伸べてくれたのはその子だった。




それからはずっとその子と遊んだ




遊んでるとき、その子は良く空を見上げてこう言うんだ。




「お空はね、皆に繋がってるんだよ!

だから、近くにいない人に伝えたいことはお空に向かって言ったら伝わるんだっておばあちゃんが教えてくれたんだ。

だから、お母さんとお父さんと離れてても寂しくないんだよ」






そういって悲しそうに笑う。






そんな風に笑うその子に恋をした。






でも、


その子は四歳の時に僕の前からいなくなった…







あとから聞いた話だと、その子は病気だったらしい、だから、空気の良いこの場所におばあちゃんと越して来たって言っていた。




大その子の病気はきい病院で手術しないと治らないぐらい重い病気…






保育園に通ってた俺はまだ幼かったから






「大きくなったら君を迎えに行く」






そう空に思想い託したんだ。






その子が言っていた



「お空はね。繋がってるんだよ!皆に……」



という言葉を信じて……












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