気持ちとは裏腹に・・
「・・・恭吾」

雅也の親友、恭吾が立っていた。

・・・

「ゴメン、待ってた?」

男女兼用だったので、

私は慌ててそう言った。

・・・

「…うん、待ってた。

・・・明日香を」


「・・え?」

…私‥を?

・・・

驚く私を、

恭吾は、無理やり外に連れ出した。

・・・

「…寒っ」

外は雪が舞っていた。

店と店の間に私を連れ込んだ恭吾。

・・・

恭吾に見つめられ、ドキッとした。

・・・

少し震える私を、

恭吾は抱き寄せ・・・
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